2014年12月20日
北海道スペシャルツーリング 初山別沈没編 8月3日
8月3日 晴れ時々曇り
朝7時ころに目覚める。どうせ時間はあるのだから、ダラダラと撤収する。
テントのファスナーを開けたら目の前に愛機。至福の光景である。
時間もあることだし、趣味のエンジンルームの清掃をする。
こまめな清掃が汚れをつけない鉄則です。
ダラダラ撤収していたせいで、時間は9時ころ。
昨日出たごみを出そうと管理人のお姉さんにごみ袋が欲しい旨告げると、少量だから無料で引き取りますとのこと。
昨日の温泉受付のオヤジとは対応の柔らかさが偉い違うなあ。
朝ごはんにと、道の駅のホタテめしなるものを購入してみる。
画像では少量に見えるが、実際はそれなりのボリューム。
ホタテの甘みと旨みが凝縮されていて非常にうまい!
ケチらないで地元の名物を食べるのもツーリングの醍醐味なのは言うまでもない。
さて、出発!
今日は音威子府に抜けて、次のキャンプ地と考えている天塩中川のキャンプ場に行く予定だ。
猿払から海沿いに南下する場合、R238ではなくもっと海寄りのエサヌカ線を走るのが旅人の常道と化してきているけど、個人的にはエサヌカ線にはあまり惹かれない。
海も見えないし、幅が狭めの牧草地の一本道、、、ただそれだけのイメージかな・・・
浜頓別からはR275へと舵を切り、人煙稀なる大地を内陸に向けてひたすら走る。
ここで、問題が。
シガーソケットにコンセントが差せるアダプターを介してノートPCを充電しているのだけれど、車のバッテリーの電圧が徐々に落ちている・・・
エアコンもつけているからバッテリーに厳しいのだろうか?いずれにせよ、旅の記録は一日の終わりにつけたいのでPCが動かなくなるのは困る。
念のためPCのバッテリーの状態を見るために電源を立ち上げると、バチッという嫌な音が・・・
初めはシガーソケットのミニ平型ヒューズが飛んだのかと思い確認してみるけれどヒューズ飛びの形跡は特になし。
どうやらシガーソケットに差しているコンセント側の管ヒューズが飛んでしまった模様。
あーあ・・・携帯の充電すら出来なくなってしまった・・・
この辺にはカーショップもないし、車内で充電する術を失ってしまった・・・
その後、音威子府駅に到着。
駅前広場の奥では地元民御用達という雰囲気の夏祭りをやっていた。
音威子府駅といえば常盤軒の最北の駅そばでしょう!
何度も何度も食べているけれど、音威子府に近づくと必ず寄ってしまう不思議な魅力がある駅そばである。
ついでに旧天北線の資料館も見学。
最北のローカル線って旅情が溢れていていいね!
さて、これからどうしようか?
名寄にまで南下してコンセントの変換器を買おうかとも思ったけれど、これ以上南下することは少々面倒である。
この際、PCや携帯の充電は温泉の休憩室のコンセントを借りることにして、このまま天塩中川までR40経由で北上することとしよう。
あっという間に天塩中川の道の駅に到着。
気温は20度ほど。
ソフトクリームを食べたくてたまらないほどの天気ではないけれど、とりあえず夏のツーリングといえばソフトクリーム!
というわけで
ソフトクリームを食べながら今後の予定を考える。
まずは天気。
週間天気を見ても明日から数日間は雨が降るのはほぼ間違いだろう。
キャンプをする中で、雨の中移動と撤収を繰り返すことほど面倒なことはない。
本来なら中川町森林公園キャンプ場で今日は泊まる予定だったけれど、明日の朝から雨が降り始めないとも限らない・・・
であれば、今日のうちに初山別に移動して、初山別みさき台公園キャンプ場で沈没という当ツーリングの二つ目の目的を一日繰り上げて始めてもよいのではないか?
問題は初山別のみさき台公園キャンプ場では昨日今日、地元のみさき祭りが開催されているということ。
かなりの人出があるようなので、祭りが終わってキャンプ場が空きはじめる頃に行くことにする。
ちなみに私の携帯はガラケーでインターネットにも繋がらないため、天気予報はおろか、祭りの終了時間すら調べることはできない。
こんな時は妻にメールで諸々の情報提供をお願いすることとしている。
妻からのメールが今回のツーリングの命綱といっても過言ではない。
何はともあれ、今後の予定が決まったら早速行動開始。
道道119号で日本海側へと抜ける。
15時ころ、祭りが終わってしばらくたってから初山別のみさき台公園キャンプ場に到着。
読み通りキャンプ場は閑散としていた。
夏のハイシーズンは一泊500円するため、管理人のおじさんに土曜日まで6連泊、3000円の支払いを済ます。
「こんななんも無いところで6泊もするの?」
とおじさんに驚かれるが、いやいやここは最高のキャンプ場なんですよ・・・
初山別みさき台公園キャンプ場。
実に素晴らしいキャンプ場である。
温泉至近徒歩3分、道の駅等レストランや売店豊富、景色抜群もちろん日本海に沈む夕日は絶品、フリーサイトであっても場所によってはオートキャンプ状態が可能、芝生の状態良好、天文台まである・・・ここの魅力をあげたらキリがない。
ただ、お盆のハイシーズンはかなり混むこと、風が強いことが多いのでそこだけは注意が必要だ。
キャンプ場の受付
レストラン売店
天文台
奥に見えるのが温泉と道の駅
キャンプ場は崖の上にあるが、階段で海に降りることが可能
サイトは上側と下側の2階構造になっており、こちらは上側のサイト
こちらが下側のサイト。駐車場のすぐそばであればオートキャンプも可能。
この日は私の他に、ファミリーとライダー、チヤリーダー全数組のみ。
とりあえあず、一番海側の景色が良い一等地に幕営する。
ロードスターのすぐ後ろに海側を入り口にトレックライズを張り、雨と日光対策でタープも張る。
風が強いことが多いキャンプ場なので、風対策をとることは特に重要だ。
耐風性能に不安がある状態では安心してキャンプを楽しむこともできない。
というわけで、トレックライズは張り綱をしっかり張り、タープもアンカーを多くとって複数のペグでしっかりと地面に打ち付けた。
これであれば風速10メートル程度ではびくともしないだろう。
夢にまで見たみさき台公園キャンプ場での滞在、快適に過ごすための準備は万全だ。
週後半は天気もよさそうだから、明日からの雨もこれでなんとか凌げそうだ。
キャンプ場からの景色。日本海オロロンラインを遠望する。
晴れていたら絶景なのは言うまでもない。
晩御飯でサーモンのロール寿司を食べる。日の高いうちからビール最高だ。
今回のツーリングでは酒も多めに準備しておいた。
アサヒスーパードライ12缶とドム ケルシュというドイツビールを12本。
私はドイツビールが好きなので、今回の旅に合わせて特別に調達してきたものだ。
この後、キャンプ場の駐車場で車中泊らしい広島ナンバーのプリウスにのっているおじさんと話をする。
車中泊の専門誌にも登場して、その道では有名な人らしい。
元NCロードスターにも乗っていたとのことで、旅や車についてしばしば歓談する。
プリウスで車中泊をするメリットとしては、エンジンをかけてエアコンをつけた状態で車中泊をしても、バッテリーの状態に応じて自動的にエンジンがオンオフされるからガソリンの減りが非常に少ないことがあるそうだ。
他にもいろいろ車中泊のこだわりを見せてもらい、なかなか面白かった。
この後はスーパードライの見ながら夕日を待つが、見えず残念。
まあ、今後いくらでも機会はあるさ。
日が暮れたら温泉に向かう。
テントから徒歩3分、小川の橋を越えたところが温泉だ。
しょさんべつ温泉 みさきの湯
ここも大好きな温泉だ。
施設きれい、露天風呂あり、風呂からの景色最高、洗い場がパーテーションで区切られ隣が気にならない、休憩室に瓶コーラあり。
8月とはいえそれなりに寒いので、しっかりと体を温めるとする。
温泉をあがったら休憩室でパソコンと携帯を充電。もちろん受付の人に断わって電気代の心づけを払っている。
温泉をあがったら、タープの下でケルシュを飲む。
日本で主流のピルスナーと口当たりは似ているが、後味が柔らかく、ほのかに甘い。
gentos ex‑777ランタンはLEDでありながら暖色系の色が夜の闇の中で心地よい。
ツーリングマップルや持ってきた本を眺めてダラダラと過ごす。
テントの中。
長期滞在を考えているので、それなりに風呂敷を広げている。
この日は入り口側に物を置いて出入りがしづらかったので、明日からは入り口側に物を置かないよう模様替えをすることとなる・・・
22時ころ、就寝。
この日のルート。
大きな地図で見る
朝7時ころに目覚める。どうせ時間はあるのだから、ダラダラと撤収する。
テントのファスナーを開けたら目の前に愛機。至福の光景である。
時間もあることだし、趣味のエンジンルームの清掃をする。
こまめな清掃が汚れをつけない鉄則です。
ダラダラ撤収していたせいで、時間は9時ころ。
昨日出たごみを出そうと管理人のお姉さんにごみ袋が欲しい旨告げると、少量だから無料で引き取りますとのこと。
昨日の温泉受付のオヤジとは対応の柔らかさが偉い違うなあ。
朝ごはんにと、道の駅のホタテめしなるものを購入してみる。
画像では少量に見えるが、実際はそれなりのボリューム。
ホタテの甘みと旨みが凝縮されていて非常にうまい!
ケチらないで地元の名物を食べるのもツーリングの醍醐味なのは言うまでもない。
さて、出発!
今日は音威子府に抜けて、次のキャンプ地と考えている天塩中川のキャンプ場に行く予定だ。
猿払から海沿いに南下する場合、R238ではなくもっと海寄りのエサヌカ線を走るのが旅人の常道と化してきているけど、個人的にはエサヌカ線にはあまり惹かれない。
海も見えないし、幅が狭めの牧草地の一本道、、、ただそれだけのイメージかな・・・
浜頓別からはR275へと舵を切り、人煙稀なる大地を内陸に向けてひたすら走る。
ここで、問題が。
シガーソケットにコンセントが差せるアダプターを介してノートPCを充電しているのだけれど、車のバッテリーの電圧が徐々に落ちている・・・
エアコンもつけているからバッテリーに厳しいのだろうか?いずれにせよ、旅の記録は一日の終わりにつけたいのでPCが動かなくなるのは困る。
念のためPCのバッテリーの状態を見るために電源を立ち上げると、バチッという嫌な音が・・・
初めはシガーソケットのミニ平型ヒューズが飛んだのかと思い確認してみるけれどヒューズ飛びの形跡は特になし。
どうやらシガーソケットに差しているコンセント側の管ヒューズが飛んでしまった模様。
あーあ・・・携帯の充電すら出来なくなってしまった・・・
この辺にはカーショップもないし、車内で充電する術を失ってしまった・・・
その後、音威子府駅に到着。
駅前広場の奥では地元民御用達という雰囲気の夏祭りをやっていた。
音威子府駅といえば常盤軒の最北の駅そばでしょう!
何度も何度も食べているけれど、音威子府に近づくと必ず寄ってしまう不思議な魅力がある駅そばである。
ついでに旧天北線の資料館も見学。
最北のローカル線って旅情が溢れていていいね!
さて、これからどうしようか?
名寄にまで南下してコンセントの変換器を買おうかとも思ったけれど、これ以上南下することは少々面倒である。
この際、PCや携帯の充電は温泉の休憩室のコンセントを借りることにして、このまま天塩中川までR40経由で北上することとしよう。
あっという間に天塩中川の道の駅に到着。
気温は20度ほど。
ソフトクリームを食べたくてたまらないほどの天気ではないけれど、とりあえず夏のツーリングといえばソフトクリーム!
というわけで
ソフトクリームを食べながら今後の予定を考える。
まずは天気。
週間天気を見ても明日から数日間は雨が降るのはほぼ間違いだろう。
キャンプをする中で、雨の中移動と撤収を繰り返すことほど面倒なことはない。
本来なら中川町森林公園キャンプ場で今日は泊まる予定だったけれど、明日の朝から雨が降り始めないとも限らない・・・
であれば、今日のうちに初山別に移動して、初山別みさき台公園キャンプ場で沈没という当ツーリングの二つ目の目的を一日繰り上げて始めてもよいのではないか?
問題は初山別のみさき台公園キャンプ場では昨日今日、地元のみさき祭りが開催されているということ。
かなりの人出があるようなので、祭りが終わってキャンプ場が空きはじめる頃に行くことにする。
ちなみに私の携帯はガラケーでインターネットにも繋がらないため、天気予報はおろか、祭りの終了時間すら調べることはできない。
こんな時は妻にメールで諸々の情報提供をお願いすることとしている。
妻からのメールが今回のツーリングの命綱といっても過言ではない。
何はともあれ、今後の予定が決まったら早速行動開始。
道道119号で日本海側へと抜ける。
15時ころ、祭りが終わってしばらくたってから初山別のみさき台公園キャンプ場に到着。
読み通りキャンプ場は閑散としていた。
夏のハイシーズンは一泊500円するため、管理人のおじさんに土曜日まで6連泊、3000円の支払いを済ます。
「こんななんも無いところで6泊もするの?」
とおじさんに驚かれるが、いやいやここは最高のキャンプ場なんですよ・・・
初山別みさき台公園キャンプ場。
実に素晴らしいキャンプ場である。
温泉至近徒歩3分、道の駅等レストランや売店豊富、景色抜群もちろん日本海に沈む夕日は絶品、フリーサイトであっても場所によってはオートキャンプ状態が可能、芝生の状態良好、天文台まである・・・ここの魅力をあげたらキリがない。
ただ、お盆のハイシーズンはかなり混むこと、風が強いことが多いのでそこだけは注意が必要だ。
キャンプ場の受付
レストラン売店
天文台
奥に見えるのが温泉と道の駅
キャンプ場は崖の上にあるが、階段で海に降りることが可能
サイトは上側と下側の2階構造になっており、こちらは上側のサイト
こちらが下側のサイト。駐車場のすぐそばであればオートキャンプも可能。
この日は私の他に、ファミリーとライダー、チヤリーダー全数組のみ。
とりあえあず、一番海側の景色が良い一等地に幕営する。
ロードスターのすぐ後ろに海側を入り口にトレックライズを張り、雨と日光対策でタープも張る。
風が強いことが多いキャンプ場なので、風対策をとることは特に重要だ。
耐風性能に不安がある状態では安心してキャンプを楽しむこともできない。
というわけで、トレックライズは張り綱をしっかり張り、タープもアンカーを多くとって複数のペグでしっかりと地面に打ち付けた。
これであれば風速10メートル程度ではびくともしないだろう。
夢にまで見たみさき台公園キャンプ場での滞在、快適に過ごすための準備は万全だ。
週後半は天気もよさそうだから、明日からの雨もこれでなんとか凌げそうだ。
キャンプ場からの景色。日本海オロロンラインを遠望する。
晴れていたら絶景なのは言うまでもない。
晩御飯でサーモンのロール寿司を食べる。日の高いうちからビール最高だ。
今回のツーリングでは酒も多めに準備しておいた。
アサヒスーパードライ12缶とドム ケルシュというドイツビールを12本。
私はドイツビールが好きなので、今回の旅に合わせて特別に調達してきたものだ。
この後、キャンプ場の駐車場で車中泊らしい広島ナンバーのプリウスにのっているおじさんと話をする。
車中泊の専門誌にも登場して、その道では有名な人らしい。
元NCロードスターにも乗っていたとのことで、旅や車についてしばしば歓談する。
プリウスで車中泊をするメリットとしては、エンジンをかけてエアコンをつけた状態で車中泊をしても、バッテリーの状態に応じて自動的にエンジンがオンオフされるからガソリンの減りが非常に少ないことがあるそうだ。
他にもいろいろ車中泊のこだわりを見せてもらい、なかなか面白かった。
この後はスーパードライの見ながら夕日を待つが、見えず残念。
まあ、今後いくらでも機会はあるさ。
日が暮れたら温泉に向かう。
テントから徒歩3分、小川の橋を越えたところが温泉だ。
しょさんべつ温泉 みさきの湯
ここも大好きな温泉だ。
施設きれい、露天風呂あり、風呂からの景色最高、洗い場がパーテーションで区切られ隣が気にならない、休憩室に瓶コーラあり。
8月とはいえそれなりに寒いので、しっかりと体を温めるとする。
温泉をあがったら休憩室でパソコンと携帯を充電。もちろん受付の人に断わって電気代の心づけを払っている。
温泉をあがったら、タープの下でケルシュを飲む。
日本で主流のピルスナーと口当たりは似ているが、後味が柔らかく、ほのかに甘い。
gentos ex‑777ランタンはLEDでありながら暖色系の色が夜の闇の中で心地よい。
ツーリングマップルや持ってきた本を眺めてダラダラと過ごす。
テントの中。
長期滞在を考えているので、それなりに風呂敷を広げている。
この日は入り口側に物を置いて出入りがしづらかったので、明日からは入り口側に物を置かないよう模様替えをすることとなる・・・
22時ころ、就寝。
この日のルート。
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Posted by ガマタ丸 at 17:14│Comments(0)
│2014年北海道スペシャル