2015年05月30日
笹川流れから竜飛崎を目指すツーリング①
今年のGWは仕事がちょいちょい入っており、その分の代休を合わせて22,23,24の3連休を取得しました。
3連休あればロードスターでどこか行こう・・ということで、前から行ってみたかったのは東北の日本海側。
なにせ新潟の村上から青森の竜飛崎まで、TM(ツーリングマップル)のコメントは絶賛の嵐です。
昔から海沿いの快走路を流すのが大好きだからこれは行ってみたいなあ・・・
ということで、東京発新潟経由、笹川流れから竜飛崎を目指すツーリングを決定しました。
ルートはあまりこだわらないけど、なるべく海沿いの道を走り続けるようルートを選びつつ旅立ちました。
5月22日金曜日03:10分に自宅を出発。

さて、どれくらい距離が伸びるのか。おそらく1,800km程度と思われますが、せっかくの機会なのでガソリン代をケチらずに思い切り走り回りたいと思います。
ちなみに出発時間が早いのはETCの深夜割引に間に合うよう関越道の新座料金所を通過するため。
今日は秋田か山形でキャンプを考えていますが、なかり時間に余裕があるのでチンタラ走ることにします。
問題の新座料金所は03:45に通過、とりあえずETCの割引はきいた状態なので早めの朝食とします。
朝食は大好きな吉野家が食べたい、ということで高坂SAへ立ち寄り。

と思ったら、吉野家があるのは上里SAでした。なんか名前が似てるような気がして紛らわしい・・・

吉野家では牛丼に生卵とけんちん汁のいつもの内容で朝食をとり、あとはひたすら関越道をダラダラと流します。
笹川流れのあたりで美味しい昼食をとりたいと考えてるので、できれば新潟市内は早くても9時過ぎに通過したいところ。
速く走っても意味がありません。
ということで、越後川口SAにて3回目の休憩。ここはもう新潟県内ですが、空気感が関東と違うのは気のせいか?
遠くに行くというのはやっぱり良いことだなあと実感します。

越後川口SAを出発したのが06:50頃。このまま関越を走っても早く着きすぎてしまうので小千谷で降りて国道経由で新潟市内へ向かいます。
時間的にR17は通勤時間の真っただ中。

新潟の国道は高速道路並みの規格で超快適というイメージがありましたが、小千谷~長岡~新潟をつなぐR17とR8は信号も多くて超快走路とは程遠く・・・新4号バイパスのほうがよっぽど快適でした。
通勤時間にあたってしまったという面もありますが、やたらと多い信号のストップ&ゴーにはまりつつ、9時過ぎに道の駅新潟ふるさと村に到着。

時間的にはほぼ読み通りでしたが、流れの悪い道路で早くもくたびれてしまった・・・
しかし、ここからが旅の本番。東京から新潟まではリエゾン区間に過ぎません。
新潟市内からは一転、異常に高規格なR7を通り、新潟東港付近からR113へスイッチして日本海沿いに北上します。
天気は上々、海はあまり見えませんが美しい松林の中を日本海沿いに進みます。日本海に沿って走っているという事実だけで、気分はかなり高ぶります。

胎内の途中のセブンイレブンにて休憩。

今回の旅の直前、妹から缶ビール4本分相当のビール券を差し入れとしてもらっており、キャンプのお供にとここで交換します。
とりあえず、キリン・アサヒ・サッポロの各ビールに交換しましたが、これに加えて抽選でキリンの発泡酒も当たりました。
これで一気に酒を5本ゲット。このツーリング分の酒は十分に調達出来ました。
途中の海が一望できるPにて小休止。

これからこの海に沿って北端へと走り続けられる・・・私の幸せの羅針盤は常に北向きです。
その後は海沿いにR345を北上、村上から有名な笹川流れ区間を走ります。
青い空、青い海、白砂の海岸美、そして快適な道。

なるほど、確かにこれは日本有数の海岸美ですね。

美しい海岸線を覆道や長大トンネルで貫くことなく、海沿いにずっと見続けながら走ることが出来る。

この海の透明度。

流れに身を任せてのんびり走るだけで幸せになれる、笹川流れを走るR345は噂にたがわぬ素晴らしい道路でした。
オープンカーのロードスターなので潮風を体に一杯浴びて~~といくのが常道でしょうが、私は車内が潮で汚れるのが嫌なので、ハードトップと窓を閉めっぱなしで走りますがね・・・(そもそも屋根外れないし)
さて、笹川流れを抜けるとそこは山形県。ついに東北に入ります。
時刻は12時を少し過ぎたあたり、丁度良いので道の駅あつみにて昼食とします。

少し奮発して刺身定食をいただきます。いつもケチケチしないでたまには美味しいものを出先で食べてこい!という妻のありがたい命令に従います。

おそらく地物の魚だと思うのですが、当然ながら美味しかったです。(高級寿司と100円寿司と違いもイマイチわからないバカ舌ですけど)
昼食後は引き続きR7おけさおばこラインを北上。こういう道大好き!

まるで北海道のR232のような快適なシーサイドラインを進みます。天気も上々、本当に素晴らしい気分。

途中、R7が内陸に入る区間ではr50、R112となるべく海沿いを進み

酒田の市街地を通過

15時ころ山形県の秋田県の県境付近にある三崎公園キャンプ場に着きました。
ここで今晩の宿泊地について考えます。
初めは秋田市太平山リゾート公園キャンプ場で泊まろうと考えていましたが、このキャンプ場に泊まったら日本海に沈む夕日が見られるかもしれない・・・
ここは海沿いで風が強いと思いきや、林がうまいこと風をブロックしてものすごく快適なキャンプが出来そうだな・・・
ということで、今晩の宿泊地はこの三崎公園キャンプ場に決定です。

固い砂の上に芝生が張っている海が一望できるキャンプ場で利用料は一泊300円、施設もそれなりに綺麗で文句の付けどころはありません。
こういうキャンプ場が関東周辺の海沿いにあればうれしいんだけどなあ。。。あっという間に荒れ果ててしまうのがオチでしょうか。
テントを張って一息ついたところで10キロほど北にある道の駅象潟内にある眺望の湯へ。

入浴時間90分で350円とかなりリーズナブルな施設でした。もっとも、露天風呂が無くてお湯も熱かったためとても90分は入れませんけど。
入浴後は象潟のマックスバリュで晩御飯の買い出しを行いキャンプ場へと戻ります。
そして時刻は18時50分。

一日の終わりを日本海に沈む夕日で締められるって本当に幸せなことですね。
日本海を吹き渡る風が涼しげで実に気持ち良い。

水平線上に靄がかかっているため海に沈む夕日は完全には見られませんでしたが

夕日を半年見てなかった私には十分すぎる景観でした。

さて、やることはもうやったので、食べて飲んで寝るだけ。
まずは今日の昼にセブンイレブンで調達した飲み比べセット。

そして象潟で調達したパック寿司。

なんだかおじさん臭い晩御飯になってしまった気が・・・
それにしても象潟のマックスバリュの寿司コーナーの弁当は非常にコストパフォーマンスに優れて素晴らしかったです。
そして本日のキャンプ風景。

小型テントにコンテナに椅子にテーブルにランタンだけ。
ロードスターでキャンプをやり始めた当初、テントと寝袋と銀マットだけをもって旅をしていました。
それがいつしか調理器具と炭とコンロと大きいテーブルと装備が次々に増えていきましたが、最近になって再び原点回帰、荷物の量がどんどん減ってキャンプ中の料理もやらなくなっています。
荷物と手間の量が減った分、本と地図を眺めたり、潮風にあたったり海の音に耳を立てたり。
登山家スティーブ・ハウスの「物事がシンプルになればなっただけ、体験は豊かになる」という言葉に触発されたわけではありませんが、このスタイルをこれからも貫きたいと思いつつ、明日に向けTMを眺めているのでした。
さて、明日は北のはずれ、竜飛崎だ。
3連休あればロードスターでどこか行こう・・ということで、前から行ってみたかったのは東北の日本海側。
なにせ新潟の村上から青森の竜飛崎まで、TM(ツーリングマップル)のコメントは絶賛の嵐です。
昔から海沿いの快走路を流すのが大好きだからこれは行ってみたいなあ・・・
ということで、東京発新潟経由、笹川流れから竜飛崎を目指すツーリングを決定しました。
ルートはあまりこだわらないけど、なるべく海沿いの道を走り続けるようルートを選びつつ旅立ちました。
5月22日金曜日03:10分に自宅を出発。
さて、どれくらい距離が伸びるのか。おそらく1,800km程度と思われますが、せっかくの機会なのでガソリン代をケチらずに思い切り走り回りたいと思います。
ちなみに出発時間が早いのはETCの深夜割引に間に合うよう関越道の新座料金所を通過するため。
今日は秋田か山形でキャンプを考えていますが、なかり時間に余裕があるのでチンタラ走ることにします。
問題の新座料金所は03:45に通過、とりあえずETCの割引はきいた状態なので早めの朝食とします。
朝食は大好きな吉野家が食べたい、ということで高坂SAへ立ち寄り。
と思ったら、吉野家があるのは上里SAでした。なんか名前が似てるような気がして紛らわしい・・・
吉野家では牛丼に生卵とけんちん汁のいつもの内容で朝食をとり、あとはひたすら関越道をダラダラと流します。
笹川流れのあたりで美味しい昼食をとりたいと考えてるので、できれば新潟市内は早くても9時過ぎに通過したいところ。
速く走っても意味がありません。
ということで、越後川口SAにて3回目の休憩。ここはもう新潟県内ですが、空気感が関東と違うのは気のせいか?
遠くに行くというのはやっぱり良いことだなあと実感します。
越後川口SAを出発したのが06:50頃。このまま関越を走っても早く着きすぎてしまうので小千谷で降りて国道経由で新潟市内へ向かいます。
時間的にR17は通勤時間の真っただ中。
新潟の国道は高速道路並みの規格で超快適というイメージがありましたが、小千谷~長岡~新潟をつなぐR17とR8は信号も多くて超快走路とは程遠く・・・新4号バイパスのほうがよっぽど快適でした。
通勤時間にあたってしまったという面もありますが、やたらと多い信号のストップ&ゴーにはまりつつ、9時過ぎに道の駅新潟ふるさと村に到着。
時間的にはほぼ読み通りでしたが、流れの悪い道路で早くもくたびれてしまった・・・
しかし、ここからが旅の本番。東京から新潟まではリエゾン区間に過ぎません。
新潟市内からは一転、異常に高規格なR7を通り、新潟東港付近からR113へスイッチして日本海沿いに北上します。
天気は上々、海はあまり見えませんが美しい松林の中を日本海沿いに進みます。日本海に沿って走っているという事実だけで、気分はかなり高ぶります。
胎内の途中のセブンイレブンにて休憩。
今回の旅の直前、妹から缶ビール4本分相当のビール券を差し入れとしてもらっており、キャンプのお供にとここで交換します。
とりあえず、キリン・アサヒ・サッポロの各ビールに交換しましたが、これに加えて抽選でキリンの発泡酒も当たりました。
これで一気に酒を5本ゲット。このツーリング分の酒は十分に調達出来ました。
途中の海が一望できるPにて小休止。
これからこの海に沿って北端へと走り続けられる・・・私の幸せの羅針盤は常に北向きです。
その後は海沿いにR345を北上、村上から有名な笹川流れ区間を走ります。
青い空、青い海、白砂の海岸美、そして快適な道。
なるほど、確かにこれは日本有数の海岸美ですね。
美しい海岸線を覆道や長大トンネルで貫くことなく、海沿いにずっと見続けながら走ることが出来る。
この海の透明度。
流れに身を任せてのんびり走るだけで幸せになれる、笹川流れを走るR345は噂にたがわぬ素晴らしい道路でした。
オープンカーのロードスターなので潮風を体に一杯浴びて~~といくのが常道でしょうが、私は車内が潮で汚れるのが嫌なので、ハードトップと窓を閉めっぱなしで走りますがね・・・(そもそも屋根外れないし)
さて、笹川流れを抜けるとそこは山形県。ついに東北に入ります。
時刻は12時を少し過ぎたあたり、丁度良いので道の駅あつみにて昼食とします。
少し奮発して刺身定食をいただきます。いつもケチケチしないでたまには美味しいものを出先で食べてこい!という妻のありがたい命令に従います。
おそらく地物の魚だと思うのですが、当然ながら美味しかったです。(高級寿司と100円寿司と違いもイマイチわからないバカ舌ですけど)
昼食後は引き続きR7おけさおばこラインを北上。こういう道大好き!
まるで北海道のR232のような快適なシーサイドラインを進みます。天気も上々、本当に素晴らしい気分。
途中、R7が内陸に入る区間ではr50、R112となるべく海沿いを進み
酒田の市街地を通過
15時ころ山形県の秋田県の県境付近にある三崎公園キャンプ場に着きました。
ここで今晩の宿泊地について考えます。
初めは秋田市太平山リゾート公園キャンプ場で泊まろうと考えていましたが、このキャンプ場に泊まったら日本海に沈む夕日が見られるかもしれない・・・
ここは海沿いで風が強いと思いきや、林がうまいこと風をブロックしてものすごく快適なキャンプが出来そうだな・・・
ということで、今晩の宿泊地はこの三崎公園キャンプ場に決定です。
固い砂の上に芝生が張っている海が一望できるキャンプ場で利用料は一泊300円、施設もそれなりに綺麗で文句の付けどころはありません。
こういうキャンプ場が関東周辺の海沿いにあればうれしいんだけどなあ。。。あっという間に荒れ果ててしまうのがオチでしょうか。
テントを張って一息ついたところで10キロほど北にある道の駅象潟内にある眺望の湯へ。
入浴時間90分で350円とかなりリーズナブルな施設でした。もっとも、露天風呂が無くてお湯も熱かったためとても90分は入れませんけど。
入浴後は象潟のマックスバリュで晩御飯の買い出しを行いキャンプ場へと戻ります。
そして時刻は18時50分。
一日の終わりを日本海に沈む夕日で締められるって本当に幸せなことですね。
日本海を吹き渡る風が涼しげで実に気持ち良い。
水平線上に靄がかかっているため海に沈む夕日は完全には見られませんでしたが
夕日を半年見てなかった私には十分すぎる景観でした。
さて、やることはもうやったので、食べて飲んで寝るだけ。
まずは今日の昼にセブンイレブンで調達した飲み比べセット。
そして象潟で調達したパック寿司。
なんだかおじさん臭い晩御飯になってしまった気が・・・
それにしても象潟のマックスバリュの寿司コーナーの弁当は非常にコストパフォーマンスに優れて素晴らしかったです。
そして本日のキャンプ風景。
小型テントにコンテナに椅子にテーブルにランタンだけ。
ロードスターでキャンプをやり始めた当初、テントと寝袋と銀マットだけをもって旅をしていました。
それがいつしか調理器具と炭とコンロと大きいテーブルと装備が次々に増えていきましたが、最近になって再び原点回帰、荷物の量がどんどん減ってキャンプ中の料理もやらなくなっています。
荷物と手間の量が減った分、本と地図を眺めたり、潮風にあたったり海の音に耳を立てたり。
登山家スティーブ・ハウスの「物事がシンプルになればなっただけ、体験は豊かになる」という言葉に触発されたわけではありませんが、このスタイルをこれからも貫きたいと思いつつ、明日に向けTMを眺めているのでした。
さて、明日は北のはずれ、竜飛崎だ。
Posted by ガマタ丸 at 15:30│Comments(0)
│キャンプ