名港トリトン、明石海峡大橋、しまなみ海道・・・と巨大橋ばかりをまたいで四国を走ったのは7月最後の土日でした。
妻と子供が帰省して自由の身の今こそチャンス!ということで距離的には少々きつい行程でしたが、初の四国ツーリングとなりました。
初めは北陸に行こうかと考えてましたが予報を見るとかなり天気は微妙・・・次は紀伊半島とも考えましたがこちらもパッとしない天気。
それなら行ったことない場所に徹底的に行くかとしたのが四国というわけでした。
7/28(金)
ということで、金曜日は昼には仕事をあがって14時に自宅を出発です。
で、いきなり海老名SAで遅めの昼食の牛丼大盛りつゆだくネギだく。
そのあとはノンストップで一気に神戸へ。
名港トリトンで夕日を迎えました。ロードスターで行った一番西は浜松までなので、車にとっては完全に未知の世界にタイヤカスを刻んでいきます。
京都南で渋滞に巻き込まれはしましたが、20時半に神戸に到着、この夜は神戸在住の先輩の家に泊めてもらいました。
夕食は家のそばの中華料理屋で。店の名前は失念しましたが格安で美味しい店でした。私の自宅そばにも欲しい・・・
7/29(土)
さて、今日からが四国ツーリングの本番です。
今回は
①室戸岬に行く
②足摺岬に行く
③なるべく海沿いに沿って走る
④距離を稼ぎたいので四国名物の酷道険道は走らない
をテーマに走るとします。
朝6時に明石海峡大橋を通過します。今や四国に移動する最もメジャーなルートでしょうか。
鳴門海峡は渦潮が有名ですが、渦潮はおろか欄干に阻まれて海すら見えず・・・実家の4トンで行けばさぞかし良い眺めなんだろうな。
そして四国上陸!初四国!
と興奮するほどでもなく、よくある地方都市という感じです。ただ、路面の青い塗り分けは四国ならではでしょうか?他では見たことありません。
さて、まずはR55を主に使って室戸岬に向かいます。
途中、日和佐のr147「南阿波サンライン」を経由します。県道名からして険道か・・・?と身構えますが、スポーツカーにとっては快適な2車線路でした。
引き続きR55の海沿いの超快適道路を一気に走って室戸岬へ。
南国風の植物が生い茂る先に・・・
台風銀座の悪名高い?室戸岬に到着です。
うーん、なんかあんまり岬っぽい感じはしないかも?室戸岬よりもそこに向かうR55をメインとして楽しむのが良いかもしれないですね。
室戸岬からはR55とR56で足摺岬に向かいます。
海沿いの道は超快適!これぞ南国ドライブにふさわしい天気です。
この辺りの長い砂浜はなんとなく遠州灘っぽいかも?日本海側と違って本当に果てしない大海原が広がっている感覚を受けます。
高知市内は海沿いのr14を使ってパスします。時間ないのでいわゆる観光は一切なし。あんまり観光自体興味ないし
そして昼時に「かつお船タウン」という施設で昼食です。
見た目はいかにも観光バス向けのなんだかなーという外観ですが・・・
ここのカツオの藁焼きは非常に美味でした。薬味豊富で最後は出汁茶漬けとしてもいただけるという妙技っぷりです。
なかなかやりおるな・・・あっぱれ高知。
ところで高知といえばカツオで有名ですが、今回はろくに下調べもせず来たので本当は他にも多くの名店があることかと思います。
もっと色々調べて行けばなという気もしますが、まあどこも美味しいのでしょう多分。
それにしても本当に良い天気です。雲が少ないのが真夏っぽさ減点ですが、曇りや雨じゃなくて本当に良かった。
そんなんでひたすら走り続けて16時頃に足摺岬に到着。
ハッとするほど綺麗だけどゾッとするような白波です。
足摺岬は室戸岬より岬的な雰囲気が漂っていました。灯台までも行けるようですが、少し長い距離を歩かなくてはいけないようなので今回はパスします。
さて、今晩は当然キャンプ、足摺岬から30キロほど走った「爪白キャンプ場」にて幕営です。
ここは管理棟横のフリーサイト(乗り入れ不可)なら300円、一区画離れたオートサイトなら1,300円となかなか良心的な値段設定です。
当然車の横で寝たいのでオートサイトです。ちなみにこの夜は貸し切りでした(夏の土曜なのに?)
設営が終わったら近くのホテル南国にて500円で入浴。
温泉でもなんでもない、宿泊客用の小さな風呂に入るだけですが、一日の汗を流すには十分でした。
走りながらもうすうす感じてはいたのですが、四国の熱気は東京の比ではありません。
東京も気温が高いと思っていましたが、明らかに湿度と熱気が南国のそれでした。
夜はローソンのイートインにてさぬきうどん的なものを・・・いつもキャンプの夜はこんなんばっかです。
夜は蚊が出てきたのでテントの中でおやつと晩酌。野菜補給になるかわかりませんが、不摂生の罪滅ぼしにと紫の野菜で抵抗を試みます。
それにしてもテントの中は本当に蒸し風呂状態で風呂に入った意味がまったくなくなりました。
なんでこんないいキャンプ場なのに人がいないのか?と不思議に感じていましたが、高知の夏は暑くて地元民がキャンプに行きたがらないとも推測できますがどうでしょうか?
その点、北海道民は短い夏を満喫しようと暴風雨の中でもファミキャンをする家族はけっこうよく見かけます。
なんにせよ真夏の高知はキャンプするには大幅に暑すぎるようです・・・
暑さにうなされて日曜日に続く・・・