週末の北海道キャンプ

ガマタ丸

2015年07月04日 17:10

先週末は金曜夜から日曜まで、北海道にキャンプをしに行ってました。
自分でもなかなか変わっていることをしているなと思いますが、まあいいのです。
普段見ないザックに荷物を入れていたのは飛行機でキャンプに行ったからなのでした。

6/26(金)は仕事を早々に切り上げて羽田空港に直行、21:30新千歳着のJALで北海道に降り立ちました。
東京は梅雨真っ盛りですがさすがに北海道は涼しいのう。よく考えたら9か月ぶりの帰還です。

さて、今回のキャンプは大学時代の仲間と毎年恒例でやっている、「はぼろ甘エビまつりで買った甘エビを南富のかなやま湖畔キャンプ場で食べる」という趣旨のキャンプに参加するのが目的です。
道民だったころは何の障害もなく参加できましたが、東京住まいだろうが何だろうが意地で参加してやります。

そして今回の旅の友がBM型アクセラスポーツ。羽幌に甘エビを買いに行く同志Yさんの車に便乗します。


新千歳空港を21:50分頃出発、R337で当別に抜け、R231で日本海沿いに北上、羽幌の道の駅での車中泊を目指して走ります(私は助手席ですが)

久しぶりに走る北海道の道は本当に広い!広すぎてどこ走ったらよいのかわからなくなる広さです。

しかし、石狩市内を走行中に電光掲示板に「雄冬岬夜間工事中通行止め」の表示が。
翌朝7時から通行止め解除の模様で、さてどうしようか。

選択肢は下記の通り。
①道道11号でR275に抜け、碧水から留萌→R232で羽幌へ意地でも向かう
②ここはいっちょ厚田公園キャンプ場で急きょキャンプ

①を選んで深夜に羽幌に着いて車中泊しても疲れがとれなさそうなので、ここは②を選びました。

久しぶりの厚田公園キャンプ場で幕営、2人でテントを組んだので5分とかからず設営完了。
少し疲れたので12時過ぎには速攻で寝ました。










深夜2時過ぎ。

ブーン(車がテントのそばを通る音)

ドカーーーーーーーーーーーーーーン(おいおい何の音だよwww)

キュルキュルキュルキュル(タイヤが空転する音。ちょwwこんなところでドリフトか?ww)

という謎の事象が発生。ドリフトならわからんでもないのですが、ドカーーーーーンってなんだよということです。
頭に来たのでテントを出てゴルアをしに行ったところ、意外な光景が。

なぜか若いカップルが運転するレンタカーがキャンプ場の通路沿いの排水溝(テントの真横)に右前輪脱輪し、脱出しようと必死にもがいていたのでした。

男「なんとか持ち上がりませんか?」
私「クマじゃないんだから無理に決まってんじゃんww」

ということで、諸々不慣れな様子の彼氏。
ほっとくのもしのびないのでJAFに電話をし、救援依頼をして再び就寝しました。


というわけで、6/27(土)6時頃起床。脱輪レンタカーのおかげで寝不足です。

撤収前の様子。数時間前までテントの横の通路脇にレンタカーが落っこちていました。


とりあえず気を取り直して出発。一路羽幌を目指します。

R231安瀬付近にて。

少ない交通量、左手に日本海。一番好きなシチュエーションです。

とりあえずそこそこ好きな滝ノ沢トンネル。

あまり好きでない新赤岩トンネル。

まったく感心できない新送毛トンネル。

そうです。私は1960~70年代に作られたトンネルが大好きなのです。
最近の新しいトンネルはどれも没個性的で走っていて非常につまりません。

大好きな千代志別トンネル。

愛してやまないガマタトンネル。

わかるでしょうか。この少し古めのトンネルの質感がたまらないのです。

ところでR231は落石・落雪等、道路を取り巻く環境が厳しく、常になんらかの改良や工事が続けられています。
走りやすくなるのは良いことですが、西の知床と呼ばれるこの地の断崖絶壁がだんだん見られなくなるのは悲しいことです。

現在行われている雄冬防災事業では雄冬岬手前のガマタトンネルの途中から新トンネルを掘り進め、壮大な雄冬岬を見ることなく雄冬市街の手前まで長大トンネルが作られようとしています。
http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/singi/h210317_2_13.pdf

写真はガマタトンネル内の分岐工事にて。左が現道、右が雄冬岬を迂回する「新雄冬岬トンネル」です。


つまり


R231のハイライト、ガマタトンネルを抜けた先に待ち構えるこの巨大な岩と凄まじい断崖絶壁を見られるのももうわずか。
おそらく私は今回が目に焼き付ける最後の機会になると思い、しっかりと脳裏に焼き付けておきました。

さて、段々と羽幌に近づいてきました。甘海老の販売は9時からスタート開始です。


ところで、はぼろ甘エビ祭りとは。
まあつまり、よくある特産品の販売会です。毛ガニ祭りやウニ祭りと同じ雰囲気の。
http://www.haboro.tv/event.php

毛ガニやウニと比べたら甘エビは地味に聞こえるかもしれませんが、どっこい信じられないくらい美味しく安いのです。

今回は計4キロ8000円の甘海老を購入しました。


さて、調達した甘エビを携えて南富良野のかなやま湖に向かいます。
約200キロありますが、北海道の200キロは関東の70キロくらいの気軽さです。



小雨がぱらつく中、かなやま湖畔キャンプ場に到着。
大学時代の同志計13名の大所帯のキャンプとなりました。


当然、あとは飲んで食べるだけです。

相変わらず新鮮で非常に美味しい甘エビ。あっという間になくなります。

とりあえず私は料理をしないので、料理はシェフに任せて食べるの専門。

せいぜい出来る料理と言ったらチキンラーメンくらいでしょうか。


内輪のキャンプ記事をあれこれ書いてもつまらないと思うので、キャンプについてはこれくらいで。

久しぶりの北海道はやっぱりキャンプ天国でした。広々快適で料金安いし夏でもそんなに暑くない(むしろ寒い)
東京から片道200キロエリアで私の希望条件(・安い・車横付け可能・空いてる・水辺の風景・綺麗な芝生)を満たすキャンプ場はないものか・・・
まだまだお気に入りのホームキャンプ場を探しにネット上と道路上を彷徨う日々が続きそうです。



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