さて2日目。
この日は予定通り函岳での星見をメインに設定しています。
天売から羽幌にわたり、オロロンラインを北上して遠別から美深へと向かいます。
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まずは天売島の朝の景色から。
宿の窓からは朝日に照らされる焼尻島が見えます。素晴らしい時間の流れです。
とりあえず朝の散歩でも。
普段は早起きも散歩もしませんが、こういう時は一切面倒くさがりなしです。
またネコ発見。
またまたネコ発見。
私はネコ好きだから良いですが、海鳥の島と呼ばれる天売島、かなり野良猫と海鳥との共生は難しいようです。
都会でも田舎でも、ネコの飼育には飼い主がきちんと責任もってあたることが重要です。(去勢避妊、室内飼い等)
とりあえず散歩から帰ったら朝ごはん。
白米が進むものばかりですね。妻とおひつを余裕で空にしました。
さらば天売島よ、また逢う日まで~~
フェリーで羽幌港に到着後、アクセラ君でオロロンラインを北上します。
最高
オロロンは本当に最高だ。
オロロンラインがどこからどこまでかは人によって解釈が違うようですが、私は札幌市内の国道231号起点から稚内市内の道道106号終点までの日本海側の2国道+1道道だと考えています。
快晴の日に起点から終点まで一気に走破したらそれはそれは素晴らしいドライブになること間違いなし!
道中初山別の道の駅にてソフトクリーム。
ただのソフトクリームですが、夏の北海道で食べるとなぜかおいしく感じますね。
遠別から道道119号で内陸へと進みます。
そして到着したのが美深アイランドキャンプ場です。
今日はここにベースキャンプを張って函岳へと出撃します。
それにしても物凄い混み具合。
道内のファミリーキャンパーはもちろん、長期滞在と思しき本州からの観光客もたくさんいました。
あとで口コミを確認したらかなり人気のあるキャンプ場とのこと。道理で。
とりあえず函岳に行く前に美深市内にて晩御飯を。ツーリングマップルにも載っている井上食堂です。
麺の種類、トッピング、味付け等々無数の組み合わせから自分オリジナルのラーメンを作ることが出来ます。
感想は、、、やはり適当な組み合わせではダメですね!
さて、ここからがいよいよ本番。函岳へと向かいます。
山頂まで約30キロのロングダート。パンクしないでくれよ!(ジャッキを持ってきてなかったので)
序盤は深い森の中をひた走り
加須美峠へ到着。まっすぐ進むとオホーツク海側へ、左折すると函岳です。
だんだん木立が低くなってきました。
素晴らしいストレート!でも雲が厚い・・・
頂上を遠望します。遠くにレーダーサイトがあるのがわかるでしょうか。
そして頂上へ!まあ分厚い雲・・・
晴れた日中は日本海とオホーツク海、利尻富士、夕日はもちろん夜は日本一の星空が見られる函岳ですが、これではねえ・・・
とりあえず粘って回復するのを期待するか早く見切りをつけてテントで酒をあおるか・・・
ちょうど自衛隊の通信部隊が訓練で幕営してたので今晩の天気を聞いてみます。彼らならかなり信頼できる情報がありそう。
「今晩はずっと曇りですねえ。星を見るのは無理です。」
うむ。プロの言葉なら納得です。下山しましょう。
それにしてもここに一週間滞在するとか・・・お疲れ様です。
帰り道。薄暮の林道もまた味わい深いものなり。
パンクすることなくノントラブルで無事、美深アイランドベースキャンプに到着しました。
かなりの混み具合でしたが、夜はかなり静かなキャンプ場でした。
キャンプ慣れしている人が多いのでしょうか。
とりあえず函岳は残念な結果でしたが、思惑通りにいかないのが旅の醍醐味、3日目に続きます。