北海道の地理に詳しい方なら?となるような組み合わせの題名です。
帯広の自宅を中心としたら東と西の正反対、14日、15日はそんな謎のキャンプツーリングとなりました。
ことの発端は先日、妻が釧路の南蛮酊に行きたいと言ったことです。
ちょうどこの日はキャンプにも行きたいんだよな・・・そうだ、釧路に行って妻を帯広の自宅に下ろした後、そのままキャンプに行こう!と思い立ったわけです。
行先は以前から行きたいと思っていた幌加内方面、ちょうど先日とある方のホームページを見ていたら幌加内そば食い倒れの記事が掲載されて感化されたのがきっかけです。
完全に便乗企画となってしまいましたが、一度妄想が始まったらもう止めることはできません。
しかも30歳手前になって脂っこいものより段々そばの良さが分かるようになってきた頃です。
と、いうことで謎の釧路・幌加内キャンプツーリングの始まり。
①まずは南蛮酊へ!大きな地図で見る
ここは今年もう3回目です。
自宅からも近いので、気軽に来られる距離なのが良いですね。
私は相変わらずホタテフライ定食、妻はエビフライ定食。
看板メニューはザンギですが、私は鶏肉嫌いです・・・
北海道はずっと雨が降ってましたが、この日はようやく部分的に晴れ間が見えました。
南蛮酊までの道のりはセカンドカーのアクセラで行きました。
自宅近くにてGoogleストリートビューの車と初遭遇。
内地のナンバーを付けてたのでミッション中かと思いますが、なぜ保険屋の駐車場に??
②続いてロードスターで出撃!
釧路から帰宅して妻を降ろした後、ロードスターに乗り換えて幌加内方面に出撃します。
家族のドライブにはもちろん良さがありますが、ロードスターのキャンプツーリングは断然ソロに限るというのが持論です(すまん妻よ)。
出発が17時と遅かったので、今日は幌加内まで行かず、新得の狩勝高原キャンプ場にて幕営します。
小雨は降ってますが、暴風の中での設営に比べたら楽勝も良いところです。
愛機のそばにテントを張れるのが良いですね。
このキャンプ場は初めてでしたが、キャンパーがいなく完全に一人、静寂の夜を過ごすことができました。
雨が降ってるのでとりあえずテントの中で酒と晩御飯を食べながら本を読むこととします。
毎度同じみツーリングマップルとラインホルト・メスナー著『裸の山』。
WHITE BERGというサッポロのリキュールを飲んでみましたが、飲み口爽やかで美味しいです。
ドイツ語で言うならWeiβ bergといったところでしょうか、ビール系飲料の中では一番の好みです。
私は自宅では読書をあまりしませんが、テントの中ではやたらとページが進みます。
1970年、世界最大の登攀難壁であるナンガ・パルバート ルパール壁初登攀を成し遂げたメスナー兄弟の光と影、そして遠征隊長K・M・ヘルリヒコッファー博士との確執。
ランタンの光に照らされた狭いテントの中で読むと、より深く本の内容に引き込まれていきます。
やはりキャンプでは読書と昼寝をするに限る!
明日は朝早く出るので、お酒もほどほどにして21時には就寝、優しい雨音に誘われながら・・・