キャンプツーリング 運命のオホーツク②

ガマタ丸

2014年06月01日 22:15

さて、2日目です。
朝の2時30分起床、結局、ポイントとなる交差点で行先を決めながら行くとします。
しかし、私は早起きにはめっぽう弱いのですが、ツーリングが絡むとまったく苦になりません。

パッキンが終了し、3時過ぎ出発!


行先候補は①初山別、②朱鞠内、③稚内、④猿払、⑤枝幸、⑥尾岱沼。
この交差点を左折すると①初山別、②朱鞠内、③稚内、直進すると④猿払、⑤枝幸、⑥尾岱沼。






ここで直進!
行先は④猿払、⑤枝幸、⑥尾岱沼のオホーツク海側もしくは道東となります。

薄明と十勝の空はよく合います。夜明けのグラデーションの空は心を洗います。


朝雲流れて金色に照り 平原果てなき東の際
連なる山脈(やまなみ)玲瓏として 今しも輝く紫紺の雪に

足寄の山中を進み


朝4時30分、日の出を確認。


さて、次の選択肢。
この交差点を直進すると④猿払、⑤枝幸、右折すると⑥尾岱沼。






ここで直進!
行先は④猿払、⑤枝幸となりました。
いいや、もう枝幸に決定!枝幸!

国道242号を足寄から陸別を経由して留辺蘂へと向かいます。


留辺蘂の畑作地帯を抜けます。だいぶ朝らしくなってきました。


留辺蘂からは道道103号で浜佐呂間に抜けます。


オホーツク海までもう少し!


そしてついにオホーツク海へと抜けました。写真はサロマ湖、今回は素通りです。


愛ランド湧別にて休憩、だいぶ遠くに来た感じがするなあ。


このままオホーツク海沿いに国道238号を北上、あと130キロでキャンプ地です。



しっかしこの道はやたら車の流れが速い気がします。
十勝と比べても古き悪しき北海道の運転マナーが色濃く残っているような。
面白いほどガンガンに抜かれますし、推定時速130キロで走っている高速車のプラドにぶち抜かれました。

※高速車
おもに北海道の道東、道北に出没する車のこと。
一般道を120キロ以上で巡航し、ブレーキを踏むことを極端に嫌う。
多くの場合、気が付いたら既に後ろに張り付いており、そのまま決してペースを落とさずに抜き去っていく。
車種はプラドやハイラックスサーフが多い。


ところで、この道路はツーリングマップルでは「単調な景色が続く」、「淡々と走る」、「横風常に強い」と散々な書かれっぷりです。


本当に単調?


オホーツク海を望みながら


遮るものがないまま北に向かえる。


単調というにはあまりにもったいないと思います。


愛機の機関は絶好調。


ひたすら進路を北へ。


通勤で毎日何十キロも走るなら単調と感じるかもしれませんが。


ツーリングで走るなら私にとっては大好きな快走路です。


音標にて。


乙忠部にて。キャンプ地までもうすぐ。


そして9時頃に到着、枝幸町ウスタイベ千畳岩キャンプ場です。


オホーツク海の水平線を望む平坦な芝生のサイトに車の乗り入れ自由、料金無料+ゴミ捨てもOK。
何て素晴らしいキャンプ場!(画像はサムネイルなのでクリックしてください。)


一通り設営して


ウスタイベキャンプ場は数年来行きたいと思っていたあこがれのキャンプ場です。


それにしても風が強い。。。タープは飛ばされそうなのでやめました。
とりあえず何も食べてないのでカップ麺を。


風は強いけど景色は良いです。北見神威岬方面を遠望。
「風が強い」というツーリングマップルの情報は当たりですね。。。


少し昼寝したら食材調達と温泉を兼ねてぷらぷらとドライブへ。
道の駅、マリーンアイランド岡島へ。名前が良いですね。理由は特にないんですが。


続いてホテルニュー幸林へ温泉に。良い湯だな~~~。


続いて食材調達でスーパー西條へ。道北に展開される西條ですが、ここに来たら道北にいる実感がわきます。


とりあえず昨日買った酒と食材を並べてみます。
風が強くて炭火を起こすきにならないので、今日はガスでもやし入りジンギスカンたれうどんとします。


とりあえず乾杯!すばらしいキャンプツーリングに向けて!
テントの中ではこぼれた時の被害軽減のためにコッヘルや鍋に缶を私は入れます。


それにしても風が強いし天気も悪い・・・空は良い色なんですけど。


大きな虹も見えました。同時に雷と雨も降ってきましたwww


とりあえず晩御飯を・・・



それにしても風が強いです。15メートルはあるでしょうか。
私のテントはトレックライズという山岳系テントなので良かったのですが、普通のファミリーテントだと間違いなくポールが折れて倒壊してます。
もうこうなったらやけくそ、テントの中で晩酌を楽しみます。これはこれでまた楽しいのです。


『垂壁のかなたへ』を読みながらいつの間にか寝てしまいました。
登山もキャンプも予定通りに物事は進まない、だからこそ予測不可能な楽しがあるのです。


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