ランクル70納車ドライブ

ガマタ丸

2016年09月13日 21:57

9/3(土)は友人のアニキ(あだ名)が復刻版のランクル70を購入した記念でドライブに連れて行ってくれました。
なかなか新鮮なドライブでした。

朝5時に杉並の自宅を出発し、6時に大宮のアニキ家で待ち合わせ。
ロードスターは70が使っている駐車場に停めさせてもらいます。

ということで、アニキの70。SUV?いいえ、クロカンです。

この角ばったボディーが非常に渋くていかにも信頼性が高そうですね。
リアの垂直のライトっぽいものは実は反射板で、本当のテールライトはバンパーについている横方向のレンズなんだそうです。
保安基準の関係でリアタイヤが被視認性を損なわないよう、タイヤとは高さが違うバンパーに無理やりライトを詰め込んで、もちろん初めて知りました。


ということで、出発。アイポイント高っ!ロードスターとは文字通り天地の違いがあります。


とりあえず今日は新4号を北上して猪苗代湖方面に向かうとします。

流れはそこそこに順調。このアイポイントの高さたるや・・・軟派なSUVはもちろん、ハイラックスサーフや100系・200系のランクルと比較しても頭一つ高い位置にあります。
ボディーはわりと大きめですが、アイポイントの高さと角ばった見切りの良さで非常に運転しやすそうです。

が、さすがに10トンにはアイポイントではかなわないな!道中一目ぼれしたデカ箱ダンプ、男らしい雰囲気ムンムンで素晴らしいですね。


途中、山岡家の小山田間店で朝食とします。

新4号を走るときは必ずここの山岡家に寄っているような。道の雰囲気と言い、北海道の山岡家に来ている懐かしい気がするからです。

久しぶりに辛みそつけ麺を注文。

最近は期間限定メニューに浮気がちだったのですが、やっぱり山岡家で一番うまいのは辛みそつけ麺で間違いありません。

その後も新4号を北上。すると

宇都宮の少し手前で新しく建設中の山岡家が。完成したらオープン記念に食べに行かなくてはいけませんね。

宇都宮からは新4号に別れを告げてR4へ。
相変わらず新4号はとりつかれたように爆走するハイエースあり、ゴキブリのようにカサカサ右往左往する競塩あり、男気ムンムンのダンプありと世紀末的な異空間でした。
色々な車とそれらの予想だにしない挙動、楽しめました、ごちそうさま。

さて、R4を走って鬼怒川を渡るとよさげな石の河原があったのでせっかくの70だし近くに行ってみようということで、少々時間つぶし。

多分このあたり・・・だけどアプローチが分からずに結局河原にたどり着けず。

少しだけダートを走ってお茶を濁した感じでした。それでも70の悪路走破性能の片鱗は感じられたかな。


その後もR4を北上。

少し時間が押してきたので、西那須野塩原ICから須賀川ICまで東北道でワープ。

高速道路での乗り心地は威風堂々とした体躯と懐の深いサスペンションで魔法のじゅうたんのような乗り心地・・・なーんていうのは同じランクルでも100系や200系の話。
硬派な70なので板バネは跳ねるしヨーやピッチングは絶え間なく襲い掛かるし、決して快適とは言えないです。
ただ、その硬派なところがこの車の最大の魅力でしょうか。荷台にウエイトを200キロくらい積んだらもっと良い走りをしそうな気もします。

郡山からはr6で猪苗代湖方面へ。途中の源田温泉から先に10キロほどの未舗装林道を発見したので進みます。
地図で見るとこの林道を迂回するためにr6のトンネルがあるような雰囲気です。


70の性能からしたら朝飯にもならないような難易度でしょうが、せっかくなので4Hにして進みます。
多分高速道路より適度なダートの方が乗り心地良いような。

70ほどの硬派なクロカンともなると、普段の舗装と林道程度は2H→そこそこの悪路や凍結路は4H→ガレやマッドは4L→いよいよという時の脱出用にデフロック→最後の本当の奥の手で電動ウインチと駆動方式で色々選択肢があり、それを電子制御ではなくドライバーの意思で選択できるのがいいですね。
ただ、デフロックは使い方を誤ると簡単に横転するので上級者向けとも聞きますが、横転の傷もまた70にとってはひとつの勲章でしょう。
オーナーからしたら冗談じゃない!というところでしょうが。

ということで、20分ほど林道を満喫したらいよいよ猪苗代湖です。

信じられないくらい真っ青な空と湖で、磐梯山もくっきり望めて実に結構ですな。

猪苗代湖近辺のお気に入りの温泉へ。

こんなにくっきりと磐梯山を見たことは無いなあ。

ということで到着したのが押立温泉「さぎの湯」。昨年春・秋に続いて3回目の訪問です。

少しお湯は熱めでしたが、相変わらず昭和ノスタルジーあふれる素晴らしい温泉でした。
温泉についてくわしくはこちら

温泉後は東京に戻る方向です。普通に戻ってもつまらないので六十里越→南魚沼経由で帰ります。
途中の「奥会津かねやま」には私が日本で4番目に美味いと考えるカツ丼があるので、食べて帰るとします。

私は煮込みカツ丼、アニキはソースカツ丼でした。

容器がしょぼいなと感じたらセンス良いですね。食堂の営業時間は15時半までで、何故か16時までカツ丼とカレーが持ち帰り可能とのこと。
到着時間が15時40分だったので、食堂の外で持ち帰りの容器のまま食べることが出来たのでした。

奥会津から先はおそらく本州指折りの山岳ルート、六十里越へ。

只見川を望みながら覆道の連続。道幅はやや狭めで緊張感あります。



ものすごい覆道の連続!噂では残雪期の風景は圧巻だとか。見てみたいものです。

覆道の廃美に酔いしれることしばし・・・

田子倉湖を望む六十里越随一のビュースポットへ。

多分このあたり?

東北の山岳道路は交通量も少ないし、実に楽しませてくれます。今回はずっと助手席でしたが存分に楽しめました。

その後は南魚沼からR17を南下し、湯沢ICから関越道で大宮に帰還しました。

関越トンネルを上るときはいつも現実へ帰る気がして嫌な気がするものです。

大宮からはロードスターに乗り込んで自宅へ。
70での走行距離は600キロちょっとのドライブでした。

ということで、今日のルート。

山あり湖あり新4号の強豪ありとなかなか楽しめるルートだったと思います。
距離的にも日帰りで丸一日走るには丁度良い距離ではないでしょうか。

それにしても70の硬派さにはやられました。
もうどこも外装や機能面でイジる個所は無いんじゃないか?と思います。
唯一、座席が私に合わずに特に太ももの裏がきつかったので、マイカーであれば椅子を交換でしょうか?もちろんフルバケットに。
とはいえ70の椅子は悪路で道路状況を確認するたまにあえてアップライトにしているという説明もありますし、その辺はなにを追求するかというのもあるのでしょう。

ちなみに、ロードスター、アクセラと普通車2台持ちの今でも色々きついのでましてや70を買うなどは論外ですが、個人的にはジムニーなんて面白そうだなと考えています。
せっかくなので新車で、色は白、色々パーツを付けてフルコンプリート仕様にして・・・と考えてたらお金がいくらあっても足りないのでその分は堅実にロードスターの維持に回すとしましょう。


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