現行NDロードスターに試乗

ガマタ丸

2016年04月07日 22:36

先日の休みはロードスターの純正パーツを取りにディーラーへ。
着くと営業マンが「ロードスターの試乗車あるけど乗りますか?」とのこと。
それもマニュアル車とのことで、当然申し込んで乗ってきました。

一番売れ筋のSパッケージ、当然フルノーマル、走行1.3万キロとアタリが付いてきたであろうちょうど良い距離。

格好はまあまあ、細い目にはやはり違和感、ロードスター伝統のやたらガバガバなタイヤハウスの隙間が気になります。

GT-Rとかは国産車でもタイヤハウスがきつきつなのに、何でロードスターもそうしないのでしょうかね?
私のNCもこの隙間が許せないせいもあり車高を落としてますが、初めからここが締まっていると無理に車高落とすこともないのになあ。

とまあ、買わない人間の文句もほどほどに試乗へ。
好きなだけ一人で乗ってきていいですよと太っ腹なお言葉をいただいて出発します。

NDの試乗記は溢れていますが、個人的に感じたことを。

まずはこの横方向の広がりを持ったBMWのパクリっぽい(インスパイアされた)インテリア、なかなかタイトでスポーツカーの雰囲気は十分。

シフトノブの形が真円というのも操作しやすくてなかなか良いです。空調関係の操作もシンプルにまとまって大変よろしい。

なによりこの6速MT、スコスコ非常によくシフトが入って気持ち良いミッションです。
NCだと特に1・2速が暖気後でも比較的渋く、スポーツ走行の際もシンクロが頼りなくてダブルクラッチ必須(私のNCのクセかもしれませんが)なことから見ると雲泥の差。

エンジンは1.5リッターのためパワー感は当然乏しいですが、雑味なく上まで気持ちよい音とともに吹け上がるので回す楽しみは十分にあります。
音に関しては社外排気音を抑えつつドライバーに気持ち良い部分のみ聞かせる様々な工夫がされていると聞いたことがありますが、確かに気持ち良いメカニカル&エギゾーストノートが聞こえる気がします。

あとは前輪アーチのふくらみがドライバーシートからはっきり目視できるので車両感覚は非常につかみやすいのも良いですね。


という感じで30分ほどで試乗終了。
ロードスター乗りの感想とは思えませんが、オープンカーってやはり楽しいし緊張しますね。
固定式のハードトップであるDHTが着いた私のNCはもう3年ほどオープンカーとしての姿を忘れております。

ところで唯一気に入らないのは今回から採用されたロードスター初の電動パワステ。
市街地ゆえの低速走行が多かったからかもしれませんが、非常に軽くてインフォメーションが希薄、スピードが乗ってきたら変わるのかもしれませんが自然なフィールとはとても言えないのが正直な感想でした。
これはロードスターの名誉挽回のためレンタカー等で追加試乗の必要性あり・・・?いやあそこまでは面倒だしいっか。

そして帰り道。我がNC。

現行ロードスターに乗った後でもシンプルで機能的なインテリアは古さを感じさせないなあ。
それにしてもなんて足回りが硬くて排気音が硬派でインフォメーションが多い車なんだろうか。
ドライバーに訴えかけるマキシムワークス謹製エギゾーストマニホールドは全NCにとって必須の改造項目、小細工に頼らず至高のフィールへとMZRエンジンを変えてくれます。
最新のNDもいいけど、自分好みに味付けして隅々まで神経がいきわたったこいつがやっぱり一番だなあとしみじみしながら帰りましたとさ。

ついでに自宅にて、息子のロードスター運転席デビュー。

虫の居所が悪いのか号泣されて終わりました(´・ω・`)
ただ、よく見るとレカロのフルバケはでっかいチャイルドシートみたいですね。
乗せるにはまだ早いですが、もう少し大きくなったら助手席に乗せて色々行きたいですね。

ちなみに今年に入ってからのロードスターの走行距離、わずか400キロ。前代未聞の2016年です。


あなたにおススメの記事
関連記事