ボンネット密閉化

ガマタ丸

2015年11月17日 15:46

車の外装の汚れはあまり気になりませんが、エンジンルームの汚れだけは昔から気になってたので、汚れの原因を根本から絶つことにしました。

ロードスターのエンジンルームは大き目なアンダーカバーがついていることもあり、国産車の中では汚れにくいほうだと思いますが、トラックや交通量が多い道を走るとどうしてもエンジンルームに埃が堆積していきます。
長年乗りながら埃の堆積の仕方を分析するに、どうもボンネットとサイドフェンダーの隙間から埃が入ってくるようです。

ドイツ車や日本車でも高級車であればこの隙間の内側にゴムのモールが貼られていてボンネットがほぼ密閉される構造になっていますが、NCロードスターは残念ながら塞がれていません。

通常であればエンジンやエキマニで暖められた熱気は上昇するためにこの隙間を塞いでしまったらエンジンルーム内が灼熱になるように思われますが、NCロードスターは車体底面の負圧を利用して走行中の熱は下側に排熱するとマツダの整備士に聞いたことがあり、それならばということで埋めてしまいます。
そもそもロードスターのエンジンはNAの2リッター。熱はそれほど問題にならないでしょう。

ちなみに下記はC63AMGのエンジンルーム。狭いCクラスのエンジンルームの全周をモールで塞いでかつ6.2リッターV8エンジンを押し込んでます。

渋滞中の熱は相当厳しそうですが、こいつが大丈夫ならロードスターも大丈夫。

とういうことで早速施工。
ネットサーフィンしながら情報収集していると、「戸あたりゴム」というものが定番らしいので、早速ホームセンターにて購入。

本当は住友3M製の戸当たりゴムが欲しかったのですが置いてなかったので、ニトムスというメーカーの「クッションソフトテープP型(ブラウン)」高さ5mm×幅10mm×長さ2mという商品を購入しました。

作業は超簡単。施工面を脱脂してからテープをボンネットとフェンダーの隙間となる部分に貼りつけるだけ。

フェンダーとボンネット両側に貼りつけました。

フロントガラスの前側を除いた全周に隙間なく貼り付け。


で、ボンネットを閉めたらこんな感じ。


かなりいい感じにゴム同士がぶつかって隙間を埋めています。

オープンカーのロードスターはボディーがしなりやすいのかこのすきまがもともと大き目だったので、テープをボンネットとフェンダー両面に施工して丁度ぴったり隙間が埋まりました。
合計3個、計6メートル分を使い切りました。

とりあえずこの状態で走って水温と吸気温度に顕著な変化が無いか見て行きます。
もちろん埃の堆積具合も一緒に。
安い車弄りなので不具合がありそうなら即やめられるのがいいですね。


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