東北の紅葉を見るツーリング②

ガマタ丸

2015年11月02日 21:59

10/31(土)

朝6時に起床、もちろん朝風呂を浴びてから朝食をいただきます。

これぞ日本の宿の朝食、さぎの湯は完璧な宿です。

出発前に窓の外を見ると晴れ間が。天気には期待してませんでしたが、これはラッキーですね。


そして8時ころに宿を出発。一泊7500円。言うことなしでした。
次は家族旅行で行きたいですね。子供に鄙のなんたるかを教え込みたいところです。


今日は磐梯山ゴールドライン経由で米沢に抜け、蔵王エコーラインで白石蔵王に行くルート、つまり東北の代表的なワインディングを楽しもうというわけです。

磐梯山ゴールドラインに向かう途中。正面に磐梯山が美しくそびえます。
猪苗代の広い空と見守る磐梯山、なんかこういう風景が好きです。

ゴールドラインのタイトなワインディングをのんびりと走行。あくまで風景を楽しむのがメインで。


途中の山湖台にて。
猪苗代湖は見えるような・・・

雪肌の山にも雲がかかってきたような。

まあ、紅葉より赤い愛機がいればなんでもいいんですけどね。




ゴールドラインを登り切ると桧原湖沿いに林間の道路を走行、なんだか曇ってきちゃいました。


道の駅「裏磐梯」にて小休止。今季初のホット缶コーヒー購入です。


裏磐梯からは西吾妻スカイバレーで米沢方面へ。
この道もヘアピンのタイトなコーナーの連続ですが、個人的にヘアピンは好きになれません。
どうも作業の繰り返しに感じてしまい、80R~130Rくらいのコーナーが一番走って気持ちいですね。

さて、西吾妻スカイバレーの道中、もはや紅葉を通り越してうっすら雪化粧の山々が。

綺麗だなーと呑気に考えているのもつかの間、段々雪化粧が目の前に迫って路肩にもうっすら雪の跡が・・・

夏タイヤだからやばいかな?と思いましたがブレーキテストをしてみても凍っている気配は無し。
無事通り抜けましたがもうそろそろ東北の山中を夏タイヤ走行は限界でしょうかね?
夏タイヤじゃまずいかなとハラハラ走るのは実に気持ちが良いものんじゃありません。

天元台スキー場そばを過ぎて米沢に近づくにつれ、天気と山は再び穏やかに。

R13で蔵王に向かって走ります。


が、R13からr12に入りさあこれから!という場所で無情にも

「積雪のためエコーライン通行止め」

の表示が。まあ、雪なら仕方ありませんね。スカイバレーで雪を見たので素直に納得。
蔵王はまたいつかの機会にとっておきましょう。

ということで、さてどうやって太平洋側に向かおうかとツーリングマップルを開くとr13「羽州街道金山峠」におすすめルートの表示が。


なんだか道路の線形を見るとやばそうな気がしないでもないけどマップルはおすすめと言ってるし・・・とりあえず行ってみましょう。


と、入り口からいきなり雰囲気が怪しいよ・・・

道路幅は車一台分、待避所もそう頻繁にあるわけでもなく、何回も対向車と出会ってはバックしてを繰り返して抜けました。

とはいえ落石があって下回りを擦るということもなく、この手の道にしてはかなりスムーズに走ることが出来ました。
この手の道は幅も問題と言えば問題ですが、ロードスターのような車高の低い車にとっては道路のうねりと落石が一番の問題だったりします。
あと、ちょっとした収穫は木々と紅葉を今回のツーリングで一番身近に感じられたことですね。

r13を抜けたらR113に合流、白石方面に向かって長閑な山間の道を東進します。


途中、今度は白石を経由せずに国見へショートカットできそうなr46「小坂峠」なる道を発見。懲りもせず突撃。

地図で見るよりは道路はきつくなく、車線幅も十分にあったので気持ちよく走行。

万蔵稲荷神社の大鳥居が立派です。


そしてR4に到達。あとは行けるところまで下道で行き、疲れたら東北道で東京に帰ります。

15時過ぎに昼食兼夕食で須賀川の「椿ラーメンショップ」なる店を訪問、美味しいつけ麺をいただきました。


R4といえば国道わきの駐車場が非常に立派なコンビニとドライブのお供のラーメン屋というイメージがあります。
なんだか現代の街道という雰囲気があっていいですね。

16時ころ、疲れてきたので下道走行をギブアップ、那須ICからは東北道で自宅へ。
ところどころノロノロ渋滞にはまりましたが20時頃に帰宅、880キロの旅でした。


天気にはあまり恵まれませんでしたが、わりとがっつりと走り、かつ紅葉も見られたので良い旅でした。
どうも冬のドライブは景色が寂しくてあまり気分が盛り上がらないので、楽しめるドライブもそろそろ納め時です。

もうひとつ、やはり悪天候の時は宿を使うのは正解でした。
雨の中の設営撤収で疲弊することなく、むしろ温泉とビールでHPを大幅回復、キャンプ旅が楽しいのはもちろんですが、たまにはこういう旅もいいということでしょう。


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