北海道スペシャルベースキャンプ いざ兜沼ベースキャンプへ 8月9日

ガマタ丸

2015年02月23日 22:47

朝6時半に起床。太陽の熱気でテント内が暑い。
外を見たら久しぶりの晴れ渡る空。どうりで暑いはずである。

利尻富士もはっきりと見て取れる。

一週間の沈没で溜まったキャンプ道具を掃除しながら片づけていると2時間くらいかかってしまった。
立つ鳥跡を濁さずとしたいところだが、テントの設営跡が芝生にしっかりと残ってしまった。


10時過ぎに出発。管理人さんにお礼を言うと「また来てね」とのこと。
必ず来ます。

キャンプ場から国道へ。胸が高鳴る瞬間の一つである。


国道を左折。晴天のオロロンラインを北へ突き抜ける。

夏真っ盛りの北海道とはこのことという緑の眩しさと空の青さ。

北海道の道は単調で眠くなると言う方がいるが、私はまったくそんなことはない。


遠別のセイコマにて休憩。朝食のホットドッグを食べる。


まったく飽きることは無い直線道路、国道232号日本海オロロンライン。


天塩にて国道232号に別れを告げ、向かう先は

もちろん道道106号。稚内に稚咲内。なんて素晴らしい響きだろう。

道道106号は数えきれないくらい走ってきたけれど、この日は5本の指に入るくらいの空の青さだった。

60キロくらいでのんびりと流す。急いでも仕方がない。


途中、夕来のパーキングに立ち寄る。

ここにはお地蔵様が祀られており、願い事ノートのようなものも設置されている。

とりあえず約10年間、北海道で楽しく暮らせたことに感謝する。

まったく、なんと素晴らしい文字だろうか!「稚内天塩線」


今回は稚内ではなく豊富町の兜沼が目的地のため、夕来から内陸に進路をずらし、道道811号で内陸に向かう。

草とサイレージと堆肥の香りが実に心地よい。

そして到着したのが豊富町兜沼公園キャンプ場。
今回はキャンプ場の10人用コテージで一週間、大学OBの夏合宿が開催されるのだ。

テント暮らしを続けてきた私からしたら、まさに要塞のたたずまい。

コテージの前に車を止める。ロードスターの前に広がるのが兜沼。

コテージの内部。

テントや椅子を広げているが、もちろん綺麗に泥と汚れは落としている。

蚊帳とある程度のプライバシーを確保するには屋内にテントを張るのが良い選択かと思っている。


兜沼公園キャンプ場は文字通り兜沼を目の前に広がる林間のキャンプ場だ。

大小のコテージ、バンガローが置かれ、売店やシャワー、ランドリーと設備が充実。

木陰の林間サイトが涼しげで実に快適そうだ。


ただし、難点も一つ。沼のそばということで夕方になると場所によっては蚊とアブが多く発生するため、虫対策は念入りに行ったほうが良い。
それを差し引いても環境の良さでは道内屈指の素晴らしいキャンプ場であることは間違いない。難点を言えば少し温泉が遠いくらいかな。

とりあえず暇なので昼飯がてらカップラーメンとケルシュを飲む。



夕方になると参加者が集まってきた。道内各地に茨城、福島からはるばる兜沼のためだけに参集する物好き集団。

今夜は海戦バーベキューということで、海鮮直売所でバフンウニとムラサキウニを買ってきてもらった。

ものすごい数なので人海戦術で殻をむくが・・・


炊事場はものすごい蚊の襲来!!!!!
殻むき衆は刺されても逃げることができないので、私はうちわ片手に殻むき衆にたかる蚊を片っ端から退治してやった。
こうやってみると刺されやすい人とにくい人の差がはっきりしていて実に面白い。

その後、ウニはウニ丼にして食べたが感想は・・・

やっぱりバフンウニこそ至高!!!

あとはホタテや串を焼いたりして


全部で10人以上いただろうか?飲むことと北海道と旅が好きな旧友と楽しい時間が過ごせた。


さて、明日からは兜沼をベースに宗谷周辺を周ったりマッタリすることとしよう。
ソロはソロの、大勢には大勢の楽しさがあるのだ。


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